高血圧を発症するとどんな症状が出るの?

高血圧の症状

高血圧の症状は、自覚症状として現れることがありません。

人によっては頭痛、肩こり、腰痛などの症状を感じることもありますが、これらの症状は何も高血圧特有の症状ではなく様々な疾患の随伴症状として現れるほか、何ら病気を抱えていない時にも疲労などによっても現れるため、これらの症状によって高血圧を自覚するのは難しいことです。

自覚症状が乏しいと言うことは、病院に受診するきっかけがなかなか得られないと言うことですから、高血圧は放置してしまうことも少なくありません。

しかし、高血圧が続くことによって重篤な疾患を引き起こすリスクは確実に高まります。

動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中などの重病の引き金になるにもかかわらず自覚症状に乏しいことから、高血圧を「サイレントキラー」と言うこともあります。

高血圧は急に何らかの重病を引き起こすことはなく、ゆっくりと、しかし着実に重病へと近づいていきます。

重篤な合併症は数年~数十年もの間自覚症状がないまま、ある地点に到達したときに発症するものです。

高血圧はそれ単体では自覚症状もなく、また体に対して悪影響を与えることもないため重大に捉えない人も多いものです。

このことは政府の世論調査にも現れており、「高血圧は非常に怖い病気である」という回答は「糖尿病は非常に怖い病気である」という回答に比べて20%も少なかったのです。

しかし高血圧は死に至る病の引き金となるものであり、糖尿病と同じく怖いものなのです。

小さな症状を見逃さない

高血圧を初期のうちに発見するためには、自覚症状がないながらも起こって来るわずかな変化を見逃さないことが必要となります。

普通の人ならあまり気にしない程度の症状は起こるものなので、それらを注意深く観察しておく必要があります。

それらの小さな症状としては、

  • 頭痛
  • 耳鳴り
  • 肩こり
  • 不眠
  • めまい
  • 不安感
  • 物忘れ・注意散漫
  • 手足の痺れ
  • 動悸
  • 息切れ
  • 心肥大
  • 胸痛
  • 胸がしめつけられる感じ
  • 蛋白尿
  • 夜間頻尿手足のむくみ
  • 眼底出血
  • 視力障害

が挙げられます。

確かにこれらの症状は年齢的なものや一時的な不調、あるいは疲れ等によっても引き起こされるものですが、これらの複数の症状が度々起きると感じた時には病院で診察を受け、早めに生活習慣を改善するなどの対策を行うべきです。

また、めまいがおきた時には低血圧によるものと思いがちですが、高血圧でもめまいがおきることがあることに注意しましょう。

これを高血圧由来のものと判断するためには、めまいが起きた時にそれに続いて手足のしびれなどがないか観察しましょう。

手足のしびれが起きた場合には高血圧によって脳の血管に障害が現れている可能性があります。

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