高血圧とは?

高血圧とは

血管の中には血液が通っていますが、このときに血管には圧力がかかります。

これを血圧といいます。

心臓は1分間のうち60~70回ほど鼓動をうっており、これによって血管を血液がめぐることになります。

これが脈拍の正体です。

脈拍を打つ時、心臓の動きを細部まで見てみると、ドクンと瞬間的に収縮することで血液を血管へと押しだしているのですが、この瞬間に血管に圧力がかかることになります。

この鼓動をうつ瞬間に最も高い圧力がかかることから、この時の圧力を最高血圧といいます。

収縮した後は心臓は再び拡張して、この時血圧は最も低くなります。

この時の血圧を最低血圧といいます。

最高血圧と最低血圧のいずれか、または両方の数値が高い状態を高血圧といいます。

血圧について良く理解するために良く用いられるのがホースの話です。

ホースを蛇口につないで水を流す時、流れる水量が多い時にはホースは張り詰めた状態になります。

これは、ホースに高い水圧がかかっているためです。

ホースに流れる水の量を減らすと、張り詰めた状態は和らぎますが、ホールを抑えつけて水が通りにくい状態を作ってやると、やはりホースは全体として張り詰めた状態になります。

ホースを血管、水を血液に置き換えて考えると分かりますが、血圧は心臓が送り出す血液の量と、血管の中を血液がいかにスムーズに通っているかと言うことによって決まるのです。

自覚症状がない

高血圧が引き起こされる理由は様々なことが考えられるのですが、はっきりと原因を特定できる高血圧(二次性高血圧)の割合は全体の1割未満なのです。

高血圧の大部分は原因が特定できない本態性高血圧と言うものです。

高血圧の検査方法には色々なものがあるのですが、現代の医学ではまだ本態性高血圧の原因を明らかにすることはできません。

また、自覚症状がほとんどないと言うのが高血圧の恐ろしいところです。

人によっては高血圧によって肩こりや頭痛を起こす人もいるのですが、肩こりや頭痛は高血圧の特有の症状ではなく、何の病気がなくとも起こるものです。

したがって、肩こりや頭痛を高血圧を結びつけて考えることは難しく、知らないうちに進行してしまうことも多いのです。

このことから、高血圧は早期発見が大切であり、そのためには定期的に血圧を測ることで、数値として確認するほかありません。

健康診断で測るほか、自宅に血圧測定器を備えておけば血圧の変動に敏感になることができます。

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