食中毒はどんな人がなりやすいの?

不潔な人

食中毒になりやすい人として、第一に挙げられるのは不潔な人でしょう。

人間の手や指には食中毒を引き起こす細菌が付着していることが多いため、そのような手をしっかり洗わずに調理をしたり、手づかみで物を食べたりすることによって、食中毒を発症するリスクには常にさらされることになります。

また、不衛生と言うことに鈍感な人も同様に食中毒になりやすいです。

例えば食べ物の消費ペースに鈍感であるために、すでに細菌やウイルスに十分に汚染された食べ物を安易に食べて食中毒を引き起こすことがあります。

冷蔵庫に入れていたから大丈夫という人もいますが、冷蔵庫の中は「細菌が全く繁殖しない」のではなく「細菌が繁殖しにくい」というだけであるため、ゆっくりと細菌は繁殖しているのです。

したがって、それを食べることで食中毒になるのです。

このほか、帰りが遅い亭主のために、奥さんがおかずを持った皿にラップを掛けるなどしてテーブルに並べておき、帰ったらすぐに食べられるようにしておくと言う場合があります。

数時間出しておくだけだから大丈夫という考えでしょうが、夏季に限ってはこれは避けるべきです。

たった数時間でも、その日の気温や湿度によっては細菌が繁殖して食中毒になることもあるからです。

嗜好の問題もある

このほかに食中毒になりやすい人を挙げるならば、その人の嗜好として生のものを好んで食べると言うこともあるでしょう。

例えば近年レバ刺しが禁止されましたが、これは腸管出血性大腸菌による食中毒の患者が一定の割合で出てくるのを懸念してのことです。

この他にも、寿司や刺身からは腸炎ビブリオが検出されることが多いことなどを考えても、生ものを好む人はそうでない人に比べて食中毒になりやすいと言えるでしょう。

寿司や刺身は日本人の食文化にとって欠かせないものであるため、禁止するとなるとレバ刺しとは比べ物にならないほどの大きな問題になります。

寿司が禁止されれば日本の伝統的な食文化の衰退を招くほか、寿司職人は路頭に迷うことになり、レバ刺し禁止とは訳が違うのです。

だからこそ禁止にされていないだけであって、寿司や刺身にも食中毒の危険は常に付きまとっています。

このように考えるならば、加熱調理をしていない、もしくは不十分なものを好んで食べる人は食中毒に罹りやすい人と言うことができます。

したがって、予防するためにもできるだけ加熱したものを食べると言うのが最も確実な予防法となります。

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