風邪とは?

風邪とは

風邪とは特定の病気を示すものではなく、呼吸器にあらわれる炎症性の症状の総称です。

正式には感冒や急性上気道炎と呼ばれ、医学的には風邪症候群と言われます。

風邪を解説する難しさは、未だに定義が定まっておらず、医学書によって様々な定義がなされていることにあります。

しかし、そのような中でいずれの定義にも共通しているものとして、ウイルスの感染によって上気道に炎症を起こした状態のこととしており、症状としては咳、のどの痛み、鼻づまり、鼻水、発熱、倦怠感、頭痛などの症状が現れるとしています。

つまり、空気が肺に入っていくための通り道である気道のうち、上気道に炎症をおこすものが風邪であり、上気道炎と言われることもあります。

気道のうち下気道に炎症を起こした時には風邪ではなく気管支炎に分類され、さらに下って肺に炎症を起こすと肺炎に分類されます。

このときの特徴として、鼻水が症状として現れた時には、鼻水は風邪の初期状態のうちはさらさらとして水っぽく、症状が進むにつれてだんだんと粘性のものへと変化していきます。

粘性になった鼻水が白色や透明感のある粘液ならばウイルス性の炎症ですが、緑や黄色のような色がついている場合には最近の二次感染に進行していると判断できます。

ただし、症状のうちでは鼻水よりも全身症状の方がより強く、重症化したときにはウイルスが消化管に感染することで嘔吐、下痢、腹痛などの症状を起こすことがあります。

薬が効かない??

昔は風邪などは放っておけば自然に治ると認識されているものでした。

病院に行くことなく、市販の風邪薬を飲んでおくだけと言う人も多いことでしょう。

しかし、風邪を誘引するウイルスや細菌は薬学の発展とともに進化しています。

つまり、従来ならば効果があった様々な抗生物質に抵抗を持ったウイルスや細菌が現れているのです。

したがって、使い古されてきた市販の風邪薬程度では効果が出ないこともあります。

このように抗生物質が効かない強い最近に感染して放置しておけば、症状が回復せずに死にいたることもあります。

実際に、普段は健康そのもので風邪知らずの人がこのようなウイルス・細菌に感染したとき、いつもの調子でただの風邪と思って仕事に励んでいたところ、重度の肺炎に進行して命を落としたというケースもあります。

「風邪」と聞けばそれほど大変な病気ではないという認識があると思います。

実際に、大変な病気ではないことが多いのも事実です。

しかし、一応は病院にかかって治療するという姿勢が最も安心であると言えます。

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