糖尿病の原因とは?

糖分を摂った時の体の反応

糖尿病はなぜ起こるのでしょうか。

これを知るためには、体の中でブドウ糖がどのように調節されているかを知る必要があります。

ブドウ糖は体のエネルギーになるものであり、非常に大切なものです。

無理なダイエットによって糖分を避けすぎたことで、疲れが取れず元気がなくなることからもよくわかります。

ブドウ糖は果物の中に果糖として含まれたり、米やパンにデンプンとして含まれたり、砂糖としてお菓子やジュースの中に含まれたりします。

これらの糖分は体内に入ると小腸で分解されて血液に溶け込み、全身をめぐってエネルギーとして消費されます。

もし糖分をたくさん摂取して体内で消費しきれずに余った場合には、脂肪として貯蓄されて不足したときに使われるようになります。

糖分とインスリン

このように、体内のブドウ糖の量は食事によって増え、体や頭を働かせると消費されます。

ブドウ糖は生きていくために不可欠なものであるため、血中のブドウ糖濃度は常に一定に保たれています。

血糖値を一定に保つ時に活躍するホルモンがインスリンです。

インスリンはすい臓で分泌されるホルモンであり、食事をして血糖値が高くなった時にはたくさん分泌されて高くなりすぎることを抑え、余分なものはグリコーゲンとして蓄えられるように働いてくれます。

逆に血糖値が低くなった時は分泌が少なくなります。

糖尿病の種類

糖尿病には1型と2型があります。

1型糖尿病は、すい臓がインスリンをほとんど、あるいはまったく作れなくなる病気です。

つまり、食事をして血糖値が高くなってもインスリンが作られないため、血糖値はあがり放題になります。

これは長い期間をかけてじわじわとインスリンの分泌量が減って来るのではなく、急に分泌できなくなるため、いきなり糖尿病になってしまいます。

2型糖尿病は、インスリンは正常に作られているのですが、インスリンに対する反応が悪くなることで血糖値が下がらなくなってしまう病気です。

特に2型糖尿病に言えることですが、遺伝によって初めから糖尿病になりやすい体質を持っている患者が多いことが分かっています。

親が糖尿病である場合には、子供も糖尿病になりやすいのです(どの遺伝子が関係しているかは分かっていません)。

糖尿病の原因は色々

遺伝以外の場合にも、生活習慣によって糖尿病が引き起こされることがあります。

食べ過ぎや運動不足、肥満、ストレスのため過ぎなどの不健康な生活習慣を続けていると、糖尿病が引き起こされているのです。

1型糖尿病にも遺伝的要素があることが分かっていますが、2型とは違い生活習慣とは無関係に発病すると考えられています。

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