痛風とは?

痛風とは

痛風とは、不規則な食生活などによって尿酸値が高くなり、尿酸が結晶となったものが体の中にたまることで激しい痛みを伴う関節炎になる病気です。

痛みが激しいため、風が吹いて関節をなでるだけでも痛みが起こるほどであるということから「痛風」と名付けられています。

昨今の医学の発達によって、痛風は正しく治療すれば健康な生活を送れる病気となりました。

良い薬も開発されています。

しかし、正しい治療を受けずに放置しておけば関節痛に悩むだけではなく、体のいろいろな部分に症状が出てくる病気です。

心筋梗塞、脳卒中、狭心症、腎障害、尿路結石などの様々な病気の可能性をはらんでいるのです。

痛風と尿酸値

上述の通り、痛風は血中の尿酸値が高い状態が続くのが特徴です。

これを高尿酸血症といいますが、健康診断などで尿酸値が高いと診断された人は要注意です。

関節にしびれたような感覚が現れ、それを放置しておけば突発的に足の指の関節が腫れて痛むようになります。

痛みは風が吹いても痛むほどのもので、非常に強烈なものです。

この発作的な症状を我慢しておくと、おおむね1週間ないし10日間ほどで次第に収まり、やがて全ての症状が改善します。

これを痛風発作といいます。

痛風発作が起きた場合には病院で診断を受け、抗炎症剤を処方してもらうことで治りが早くなることも多いです。

しかし、痛風発作が良くなったからと言って油断は禁物です。

ほとんどの場合、1年以内に再び痛風発作が起きるからです。

痛風発作が起きたらそれを鎮める、また起きたらまた鎮めるということを繰り返していくうちに、発作の感覚は徐々に短くなっていきます。

やがて足の指関節だけではなく、くるぶしや足首全体、膝などにまで腫れが広がっていき、関節の周囲やからだのどこかに結節ができます。

この症状に次いで腎臓に障害がでたり、尿路結石ができる人もいます。

このように、痛風発作を放置することはとても危険なのです。

このほか、尿酸値が高いことは痛風のリスクを高めるばかりではなく、血管に障害が起きることによって脳や心臓に何らかの疾患が発生するリスクが高くなることが分かっています。

そのため、尿酸値が高いことは痛風になると言うだけではなく、その他の重篤な疾患の引き金になる可能性があるものとして重大に捉えるべきなのです。

ちなみに、痛風は多くの場合20歳以降の男性に起きるものです。

遺伝と環境の両方の因子が関係するため、正しい知識のもと対処することが大切です。

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