熱中症はどんな人がなりやすいの?

熱中症になりやすい人

熱中症になりやすい人はどのような人かというと、イメージ的には貧弱な体型の人がなりやすいというイメージがあるかもしれません。

ドラマや映画などでは、数十年前の学校で炎天下の下全校集会が行われており、校長の話があまりにも長いことの象徴的な事象として、何人かの生徒が熱中症で倒れると言うお決まりの描写がありますが、あのとき倒れている生徒はほとんどの場合「もやしっ子」というタイプの顔いろのあまり良くない生徒です。

これが熱中症になりやすい人のステレオタイプというべきものですが、これは何の根拠もないことではありません。

熱中症は運動習慣がない人や暑さに慣れていない人、体調があまり良くない人などがかかりやすいものであり、ドラマなどで倒れているもやしっ子たちはおそらくインドア派であり、あまり運動習慣がないことが予想されるのです。

運動習慣がある人は総じて健康的であり、運動をすることで上昇した体温を下げる機能を普段から使っているため、炎天下で立ちっぱなしという状況にもある程度は耐えられるようになっているのです。

したがって、熱中症になりやすい人の特徴としてまず挙げられるものは、運動習慣がない人、太っている人、体調が良くない人、暑さに慣れていない人などが挙げられます。

高齢者、乳幼児、持病がある人も注意

上記の特徴に当てはまらないケースとして、高齢者や乳幼児は注意が必要です。

高齢者は体温調節機能が衰えており、乳幼児は体温調節機能が未熟だからです。

体温調節機能が十分に働いていない状況では、熱が体内にこもりやすいと言うだけではなく、暑さを自覚しにくいこともあるため、熱中症になるリスクが高まります。

また、乳幼児は身長が低いため、アスファルトの照り返しによる熱の影響も受けやすくなるのです。

したがって、体調不良でなく、ある程度運動習慣がある場合でも、高齢者や乳幼児は注意しておくべきでしょう。

この他、持病がある人も要注意です。特に高血圧、糖尿病、腎臓病、自律神経失調症、心臓病などの場合は体温調節機能が乱れることがあるため、熱中症のリスクを高める要因になります。

これらの病気の治療のためには薬を飲むことになりますが、その中には利尿薬などが含まれることもあります。

利尿薬を飲んだ時は、尿によって塩分と水分が一層失われることになるため、このリスクを解消するためにも塩分を含んだ水分を補給したほうが賢明です。

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