ノロウイルスはどんな人がなりやすいの?

ノロウイルスに感染しやすい人

ノロウイルスに感染しやすい人としにくい人というのは確実に存在します。

普通ならノロウイルスに感染する環境にさらされていても感染しない人がいる一方で、普通ならノロウイルスに感染しない環境にいても感染する人がいるのです。

このような差はどこから現れるのでしょうか。

考えられる違いとしては、体質の違い、年齢の違い、環境の違い、嗜好の違い等があります。

感染しやすい人としにくい人の違い

  • 体質的な違い

まず、最も大きく挙げられるのは体質によるものです。

ノロウイルスは小腸の粘膜にくっつくと感染を引き起こすのですが、粘膜にノロウイルスがくっつきやすい人とくっつきにくい人がいます。

これを小腸粘膜の上皮細胞表面の血液型抗原の違いといいます。

ノロウイルスにもいくつかの型がありますが、ウイルスがくっつきにくい人であればしぶといノロウイルスが体内に入ってきても感染することがありませんが、くっつきやすい人はすぐに感染してしまいます。

毎年ノロウイルスに罹るという人がいれば、その人はおそらく体質的にノロウイルスに罹りやすく、先天的な要素で変えることができないため、一生を通じてノロウイルス対策を欠かせなくなります。

  • 年齢の違い

免疫力の弱い乳幼児や高齢者はノロウイルスに罹りやすくなります。

特に、ノロウイルスと同様に食中毒を起こすロタウイルスは、乳幼児によく感染します。

ノロウイルスは成人に対する感染力も強いものですが、成人は「仕事をしているから体調を壊せない」といったように消毒に対する意識付けが強くできているため、乳幼児や高齢者に比べて感染しにくいです。

  • 環境の違い

衛生面に留意されている環境では感染が起こりにくいです。

つまり、病院と保育園では圧倒的に保育園の方が感染が起こりやすいですが、これは環境の違いによるものです。

また、衛生管理がいきわたらない発展途上国と衛生管理がいきわたっている先進国では感染率が違いますが、これも環境の違いによるものです。

  • 嗜好の違い

嗜好の違いはそれほど大きなものではないでしょうが、感染源となる貝類を食べるのが好き、それも生で食べるのが好きという嗜好を持っている人はそうでない人に比べて確実にウイルスに接触する機会は増えます。

そうなると、この場合にもノロウイルスに感染しやすい人に分類することができるでしょう。

このように考えると、「ノロウイルスに感染しやすい人」の像が見えてきます。

感染しやすい人は消毒を徹底することで感染を防ぐことができます。

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