ノロウイルスの原因とは?

ノロウイルスの原因は感染すること

ノロウイルスとはウイルス属の名称であり、病気そのものを示す名称ではありません。

したがって、本来は「ノロウイルスの原因」というと語弊が生じるため、「ノロウイルスによって発症する非細菌性急性胃腸炎の原因」と言うべきでしょう。

この非細菌性急性胃腸炎が発症する原因はノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルスなどに感染することによって起こります。

これらのウイルスは海中に存在して二枚貝に感染するため、これを食べた時に感染することがあります。

つまり、牡蠣を食べた時にひどい食中毒に罹ることがありますが、これは牡蠣に感染したノロウイルスがそれを食べる事で体内に入り、これが小腸粘膜で増殖して症状を引き起こしているのです。

感染力が非常に強い

このほか、貝類を食べる事やその他の何らかの方法によってウイルスが口の中にはいれば体内に侵入することとなります。

ウイルスが手に付着した状態で食事をすることでも体内に入りますが、「少しくらいなら大丈夫」と思っていると容易に感染してしまうのがノロウイルスの恐ろしいところです。

感染力が強いため、100個以下のウイルスが体内に存在しただけで食中毒を引き起こすこともあります。

また、ウイルスは目には見えない非常に小さなものであるため、感染した人の吐しゃ物や便などから二次感染することも多いです。

感染経路の代表例

以上より、三つの感染経路を考えることができます。

  • ウイルスに汚染された貝類を十分に加熱調理しないで食べた場合

細菌やウイルスは熱に弱いものが非常に多く、煮る、焼く、炒めるなどの調理によって滅菌することができます。

しかし、加熱時間が短ければ十分にウイルスを殺すことができず、ノロウイルスに感染するかもしれません。

  • 感染した人が調理することで、手や調理器具を介してウイルスに感染する場合

感染した人は何らかの経路によって手にウイルスが付いていることはよくあることで、これをよく消毒せずに調理を行うと、食べた人が感染することになります。

  • 感染した人の便や吐しゃ物を介して二次感染する場合

乳幼児や高齢者が感染して下痢をしたり吐いたりした場合、育児や介護に当たっている人が片付けると言うことがあります。

このとき、処理をした人は処理後によく手を洗う必要があります。

このように、ノロウイルスはそれに感染した食品を食べる事を通して起こることが多いです。

インフルエンザなどとは違い、咳・くしゃみなどから感染することはありません。

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