ノロウイルスの予防のために日々の食生活でどんなことに気を付けるべき?

 ノロウイルスと食生活

食生活という言葉は栄養バランス、飲酒や間食の頻度などに関して用いられることが多いものであり、この意味で用いるならばノロウイルスでは食生活に気をつけるべき点はありません。

強いて言うならば、生の二枚貝を食べないことくらいでしょう。

食生活に気をつけるのではなく、調理方法にこそ気をつけるべきです。

つまり、日々の食事を調理する際にはノロウイルスに感染していることが疑われる食材は極力使わないようにし、そうでない食材を使用する場合にも一般的に劣化や腐敗に弱いと言われている肉や魚といった食材の調理や保存には十分に気を付けることが大切です。

こうした意味では、劣化や腐敗ということを正しく認識しておくことも大切なことです。

劣化というのは対象となる食材に細菌やウイルスが感染して食材を変質させることによって、人間が食べるのに適していない状態になることです。

また腐敗とは、劣化の程度が進むことで、人間が食べられない状態になることです。

したがって、これらの状態変化が起きやすい食材はウイルスや細菌の増殖が早いので、ノロウイルスの感染経路になることも考えられるため、調理と保存は適切であるべきなのです。

とにかく加熱処理を

食生活、ことに調理ということにおいてはとにかく加熱処理が重要です。

調理の際には煮る、焼く、炒めるなどといった加熱を伴う処理を行いますが、これがとても大切になります。

生牡蠣を食べる際であっても、最近では食中毒の感染を防ぐために水産加工業者が自主的に検査を行うことが多いため、生で食べたからと言って確実に感染すると言うものではありません。

しかしながら、アサリ、しじみ、牡蠣などといった二枚貝はノロウイルスに感染していることがあり、特に牡蠣は感染していることが多く、水産加工業者に対して法的な検査義務があるわけではないため、できるだけ加熱して食べるべきでしょう。

加熱は85度以上の熱で1分以上すればノロウイルスはほぼ死滅します。

しじみの味噌汁、アサリのバター炒め、カキフライなどの調理例を考えると、どれも低温の短時間で調理するものはなく、高温で少なくとも1分以上は調理をするため、加熱調理を施せば問題ありません。

このように、食生活における予防の際には、とにかく加熱ということに留意して予防するようにしましょう。

もちろん、これらを食べる際にはきちんと手洗いをしてから、ということも当たり前ではありますが大切なことです。

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