インフルエンザは予防することでどのくらいの確率で発症を防ぐことができるの?

ワクチンの効果

インフルエンザの予防方法として最も確実なものはワクチン接種です。

特に高齢者や心臓・肺に疾患がある人などのハイリスク群(インフルエンザに罹った時に重症化しやすく、死亡率も高い一群)の人はぜひ接種を受けるべきです。

ワクチン接種には高い効果が認められています。

インフルエンザワクチンは、健康な成人に接種すると、70~90%の確率で発症を予防することができます。

また、高齢者の死亡の危険は80%ほど減らすことができることから、重症化を防ぐ確かな効果を持っていることが分かります。

緑茶の効果

緑茶もインフルエンザ予防に効果的であるとされており、アメリカのジャーナル・オブ・ニュートリションという栄養学専門誌では発症率が46%も低下することが発表されています。

これは、静岡の子どもたちを対象に緑茶を飲んだ時のインフルエンザ発症率を調査した結果、明らかになったものです。

ちなみに、緑茶を1日2杯飲めば38%減少、1日3~5杯飲むことで46%減少するというデータが出ています。

そのほかの予防法

そのほかの予防法で、明確な数値として効果が示されたものは見つかりませんでした。

ただし、手洗いをすること、うがいをすること、外出時にはマスクを付けて人ゴミはできるだけ避ける事などはインフルエンザウイルスに接触する機会を減らすことにつながるため、取り組めば取り組むほどインフルエンザに罹る確率は下がると言えるでしょう。

また、栄養と休息をしっかり取るというのも、その程度によって低下の確率は変わることでしょうから、一概にこうすれば発症率が○%下がるというデータはないようです。

この他、有効な予防法として加湿機の利用がありますが、これには一定の効果が望めることがデータから示されています。

というのも、湿度とインフルエンザウイルスの関係を見てみると、インフルエンザウイルスは湿度35%以下の環境ではなかなか死滅せず1日中生存するものの、湿度50%以上の環境では10時間でほぼ死滅する様です。

つまり、インフルエンザの発症には湿度以外にも外出先での感染などの要素もあるためその場合は100%発症を抑えることはできませんが、仮に部屋の湿度を50%以上にしておき、一切部屋から出ることなく、さらに外部からの侵入も完全に遮断して過ごしたならばインフルエンザに感染する可能性はほぼ0%であると言うことになります。

一切外出せず、一切外部の人間の侵入を許さないと言うことは現実的に難しいですが、理論的にはこの方法によって発症率をほぼ0%にすることができます。

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